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沖縄県では毎年6月23日を慰霊の日（いれいのひ）として定めている。
どうも、”はぴおきパパ”です。
梅雨が明ける6月後半、沖縄県では毎年6月23日を慰霊の日として定めており、沖縄県内では祝日扱いの日になっていますよ。
今日は、沖縄生まれ沖縄育ちの”はぴおきパパ”と一緒に、沖縄の「慰霊の日」について考えてみましょう。
慰霊の日について、どこよりも分かりやすく簡単に解説していきます。
慰霊の日って何？
慰霊の日とは、アメリカ軍と日本軍との間に起こった沖縄の地上戦が終結した日とされています。
日本国内で唯一の地上戦が行われた沖縄県。
住民を巻き込んだ悲惨な地上戦は、激戦となり、沖縄県民を含む約20万人以上が亡くなったと言われています。
そんな激戦が行われた沖縄県ですが、今から約77年前の1945年6月23日に日本軍の司令官が亡くなり、沖縄県内での組織的な戦闘が終結したことから、この日を慰霊の日に定めています。
慰霊の日って何するの？
毎年6月23日の慰霊の日は、沖縄県南部に位置する糸満市摩文仁（いとまんし まぶに）の平和記念公園で、毎年、沖縄戦没者追悼式が行われます。
主に戦没者の遺族や、平和関連団体などの人々が式典に参加し、平和への思いや、二度と戦争を繰り広げないために沖縄県民ひとりひとりが命の大切さを改めて学ぶ機会となっています。
沖縄の戦争はまだ続いている！？
沖縄の悲惨な地上戦が終結してから77年ほどの月日が過ぎましたが、今なお沖縄県では、まだ戦争は終わっていないという見方もあります。
実は‥沖縄県内における在日米軍基地が日本全体の約7割も集中しており、多くの基地負担を強いられている現状があります。
沖縄県では平日の日中にもかかわらず、ごう音を響かせて飛ぶアメリカ軍戦闘機や、軍用ヘリの姿を日常的に見ることができます。
県外からの観光客などは、戦闘機や軍用ヘリが飛び交っている非日常の沖縄の日常に戸惑いを隠せない方も多くいるさァ。
沖縄はアメリカなのか
日本国内で戦争が終結した1945年から、沖縄県はアメリカの統治下に置かれました。
沖縄県民は長い間、アメリカ本国と同じ法律の中で生活することになります。
車の通行は右側通行、通貨は円でなくドルが流通、アメリカ仕様の住宅が数多く作られたり、沖縄から日本国内に行く場合はパスポートが必要でした。
戦後から沖縄県民は日本に復帰することを願い続け、日本復帰が実現したのは1972年5月15日、戦争終結から実に27年もの歳月が経っていました。。
米軍基地撤去を求める沖縄県民が大半を占める中、未だに米軍基地の撤去は進んでおらず、厳しい環境の中、沖縄県民は生活を強いられています。
はぴおきパパ✨one Pointアドバイス✨
今も沖縄で続く、高い米軍基地負担率が沖縄県民に重くのしかかっています。
沖縄県内最大級の米軍基地 嘉手納（かでな）基地の滑走路を見ることができる展望塔【道の駅 嘉手納】を訪れてみるのもおすすめさァ～。
ひとりでも多くの人に沖縄の現状を知ってもらい、平和について考えるきっかけになって欲しいと思います。
まとめ
沖縄県では、毎年6月23日は慰霊の日（いれいのひ）として定められいます。
多くの犠牲がでた沖縄の地上戦を追悼する日として、沖縄県内では平和について改めて考える日でもあります。
みなさんも6月23日 慰霊の日に、沖縄について、そして日本の平和について考えてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
し～ゆ～(See You)
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